赤水菜の「紅法師」をトレイ栽培。ネズミに食べられたリベンジをします

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 2年前に赤水菜である「紅法師」をベランダで水耕栽培しました。しかし出没したネズミに食べられてしまい、満足な収穫はできませんでした(参考記事:赤紫色の水菜『紅法師』を水耕栽培。この色はアントシアニンを多く含むからだそうです)。もちろんこの状態を放置するわけにはいきません。どこからかやってくるネズミを退治するために罠や毒餌を仕掛けた結果、時間は掛かりましたが駆除に成功しました。そこでリベンジとして、紅法師を再度育ててみようと思います。

 今回の栽培は100円ショップで購入した水切りカゴと、育苗に使うプラグトレーを組み合わせた栽培装置を使います。またベランダを有効活用するために、4段棚を設置してその中で育てます。

 今年の夏は暑かったですが、やっと気候が落ち着いて涼しくなってきました。水菜系は高温時に種蒔きをすると徒長してしまいますので、この気温ならばもう大丈夫なはずです。それでは種蒔きの準備をしましょう。

 

 

 

 

紅法師

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 育てる品種は茎が赤紫色になる「紅法師」です。珍しい品種のためか、普通の水菜よりも値段が少し高いです。

 

液体肥料

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 液体肥料には、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈したものを使用します。

 

栽培場所

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 9月になったとは言え、まだ日光が強い日があります。このような時は遮光率22%の寒冷紗を設置し、その内側に栽培装置を置きます。涼しくなってきたら寒冷紗は外す予定です。また栽培は南側のベランダに置いた4段の棚で行い、栽培装置を1日ごとに1段動かして日当たりを均一化させます。

 

アオムシ・イモムシ対策薬

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 水菜の天敵は葉を食害するアオムシ・イモムシです。そのためこれらの退治薬である「STゼンターリ顆粒水和剤」を定期的に散布していきます。希釈倍率は1000倍とし、葉に定着しやしいように展着剤(商品名:ダイン)を加えます。

 

2020年9月11日 種蒔き

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 栽培装置はこの記事《カブのトレイ栽培に挑戦中。水耕栽培を応用して土の代わりにバーミキュライトを使ってみます》を参考にして作りました。右奥のセルには培地を入れずに、液肥の水位確認用として使います。
 培地に深さ3mmほどの穴を開け、ここに種を4〜5個蒔きました。水切りトレイに液肥はまだ入れず、ある程度育ってから溜める予定です。この栽培装置をベランダに置いて発芽するのを待ちます。

 

2020年9月14日 発芽(発芽から0日目)

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 双葉が開いたので、本日を「発芽から0日目」として記録していきます。紅法師の特徴は赤い茎と緑の葉です。発芽直後でもこの色が出ているのが分かりますね。

 

2020年9月19日 徒長&間引き(発芽から5日目)

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 発芽した当初は問題なかったのですが、現在かなり徒長しています。地面から双葉の付け根まで35mmもあり、中には重さに耐えられず斜め45°になっている株もあります。
 普通の水菜を真夏に育てた時、暑さが原因と思われる徒長が起きました(参考記事:プラグトレイで水菜を水耕栽培しています。夏なので小株採りを目指します)。この時比べて気温は低いから大丈夫、と思って種蒔きをしたのですが、また徒長してしまいました。今の最高気温が約30℃なので、水菜の種蒔きは25℃くらいになったらする方が良いのかもしれません。

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 とりあえず、今回はこのまま栽培を続けます。株同士の葉が絡まりつつあるので、間引きをして1セルにつき1株としました。
 今のところ、まだ立っている株が多いですが、近々多くが倒れてしまうでしょう。土寄せできないのがこの栽培装置の欠点です。

 

2020年9月22日 液肥を入れる(発芽から8日目)

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 本葉が急成長しています。水菜特有のギザギザした縁が見て取れるようになりました。

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 本葉が大きくなったので、このタイミングで水切りトレイに液肥を溜めます。それと同時に、外側を黒い布で覆って藻の繁殖を防ぐための遮光も行ないました。
 茎は伸びていますが、葉は元気そうに見えます。これからの成長に期待しましょう。

 

2020年9月27日 倒れる株(発芽から13日目)

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 葉が大きくなり、緑の面積が増えてきました。

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 重心が上に移動したせいで、ほぼすべての株が倒れて成長中です。

 

2020年10月11日 倒れても成長(発芽から27日目)

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 発芽から1ヶ月が経過し、かなり葉が茂ってきました。倒れていても問題なく成長しています。

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 普通の水菜と比べると、この紅法師は茎が太くて、葉も大きめです。すでに収穫できるサイズですが、個人的にはまだ株元の分岐が少ないです。もう少し成長するのを待ちましょう。

 


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