ビオラの水耕栽培を始めました。来春にはオレンジ色の花がたくさん咲いた大株になってくれるでしょう


 2021年秋〜2022年春にかけて、ネモフィラを水耕栽培しました。あまり期待はしていなかったのですが、最終的には十分に見応えのある姿に成長し、大満足の結果となりました(参考記事:ネモフィラの水耕栽培に再挑戦。セルトレイ→ポリポット→栽培装置の順で大きくしていきましょう)。この経験に味を占めて、今年も花を水耕栽培したいと思います。

 秋蒔きできる品種から今回選んだのは「ビオラ」です。ビオラは花が次々と咲くため、冬〜春にかけて長い間楽しめると思い選びました。購入した色はオレンジなので、ドーム状にこんもりと茂れば、見た目が非常に華やかになるはずです。

 ビオラの種蒔きは酷暑が過ぎた頃に行います。と言っても最高気温は30℃を超えてきますので、できるだけ直射日光が当たらない場所で発芽を待ちたいと思います。それではビオラの水耕栽培を始めましょう。

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グラパラリーフの葉挿しに挑戦。キッチンペーパーの上に置いて明るい窓辺で変化するのを待ちます


 何の媒体だったかは忘れましたが、多肉植物の中には食用の品種がある、という記事を読んだことがあります。いつか食べてみたいと思って数ヶ月が経過し、この度やっと見付けて購入してきました。その多肉植物の名前は「グラパラリーフ」です。

 手に入れたグラパラリーフを食べると、皮はパリッとしており、甘みはありませんがフルーツのような酸味を強く感じます。例えるならば、甘くないプラムのような感じです。個人的には蜂蜜を付けて食べるのが1番美味しかったです。

 調べると、このグラパラリーフは多肉植物の『朧月』を品種改良したものらしいです。経験はないのですが、朧月は簡単に増やせると聞いたことがあります。と言うことは、グラパラリーフも簡単に増やせるのではないでしょうか?そこでランダムに選んだ10枚の葉を使って、葉挿しにチャレンジしてみようと思います。もし本当に育つのであれば、新しく購入せずとも好きな時に収穫ができそうです。それではグラパラリーフの葉挿しをやってみましょう。

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バケツ式水耕栽培装置でミブナを大株に育てます。寒さに強いので、冬の食卓で活躍してくれるでしょう


 2020年の秋にミブナをセルトレイ栽培しました(参考記事:ベランダで「ミブナ」をトレイ水耕栽培中です。水菜との違いを確かめましょう)。その際、余った株を何気なしに庭に植えてみました。するとぐんぐん大きくなり、春になると一抱えほどの巨大なミブナに成長したのです。

 大株になった要因としては、長い栽培期間と、庭が故に根の伸びるスペースが広かった事が考えられます。そこで今回は8Lのバケツを利用した大型の水耕栽培装置で長期間ミブナを育て、大株にしてみようと思います。栽培期間は数ヶ月を予定しており、十分に大きくなったら外葉から徐々に収穫をしていきます。

 ミブナは寒さにとても強く、霜が降りても雪が降っても枯れることはないです。そのため採れる野菜の少なくなる冬に活躍してくれそうです。株が大きくなればなるほど収穫量が増えるので、今からとても楽しみにしています。それでは栽培を始めましょう。

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イタリア野菜の「カーボロネロ(黒キャベツ)」を水耕栽培中。どんな味なのか今から楽しみです


 会社帰りにホームセンターに寄ると、園芸コーナーでイタリア野菜フェアをやっていました。置いてある苗を見ると、育てたことのあるスティッキオやケールの他に、縮れた葉を持つ苗がありました。その名前は「カーボロネロ」です。ラベルには詳細が書かれていなかったので、とりあえず購入してみることにしました。

 帰宅してこのカーボロネロについて調べると、非結球キャベツの一種で、どちらかと言うとケールに近いようです。葉の色が濃いために日本では『黒キャベツ』とも呼ばれています。収穫時期は秋〜春で、厳寒期には甘みが増して美味しくなるそうです。スーパーでも見たことがない野菜なので、どんな味なのか食べてみるのが楽しみです。

 今回はフェアで気になった野菜カーボロネロを水耕栽培します。購入した苗は土で育てられているので、その土を洗い流して水耕に移行させます。種からの栽培と異なり既にある程度のサイズになっていますので、初収穫までの時間は短いと思います。それでは栽培の開始です。

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期限が切れた「ひもとうがらし」の種を水耕栽培。鈴なりの実ができることを楽しみに待っています


 昨年の秋、家の近くにあるホームセンターに行ったところ、見切り品シールが貼られた野菜の種を発見しました。その野菜とは「ひもとうがらし」です。割引率は51%と高いですが、その理由は消費期限(種蒔き期限)があと数カ月で切れてしまうからです。もちろんこの期限が過ぎたからと言って、発芽しなくなるわけではないです。唐辛子系の種は適切に保管されていれば、数年後でもちゃんと芽が出てきます。あまり見かけない品種でもありますし、これはお得品です。迷わず手に取ってレジに持って行ました。

 ひもとうがらしについてウェブで検索すると、この品種は辛トウガラシとシシトウの交雑種とのことです。 実の太さは5mm程度と細長く、見た目とは裏腹に辛味のない甘味トウガラシの一種になります。食べ方はシシトウやピーマンと同じで、油炒めや煮浸しなど幅広い料理で使えます。また多収らしいので、夏には鈴なりの実が垂れている姿も楽しめそうです。

 今回は見切り品で購入したひもとうがらしの種を水耕栽培します。ひもとうがらしはピーマンと同じ性質で、発芽には高温が必要になります。そこで種蒔きをしたポットを電気毛布で加温して発芽を促す予定です。それでは栽培を始めましょう。

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マスタードフレンチドレッシングのレシピを紹介。旨味を加えるために出汁酢を使うのがポイントです


 今、新しいドレッシングの開発をしている最中です。醤油を使った和風ドレッシングは完成したので(参考記事:自作玉ねぎドレッシングのレシピを紹介。コショウがピリッと香るコクのある味です)、今度はフレンチドレッシング作りに挑戦することに決めました。ネットで見つけたレシピを参考にして何種類かを試作をしましたが、どれもあっさりとしており、自分の思っているような味ではありませんでした。

 あっさりしていると言うことは、コクが足りない事を意味しています。そこで材料の穀物酢に昆布と鰹節を漬けて「出汁酢」とし、これを加えてみました。すると狙い通りのコクが生れ、とても美味しいドレッシングになったのです。

 今回の記事では出汁酢を使ったマスタードフレンチドレッシングの作り方を紹介します。野菜だけではなく肉にかけても美味しいので、1 本作っておくと重宝するドレッシングです。それではレシピを紹介します。

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「洗濯ネット」と「折りたたみ洗濯カゴ」を使って防虫カプセルを作成。この中で野菜を育てれば害虫の侵入を防げるはずです


 葉物野菜を水耕栽培していると、高確率で害虫の被害を受けます。特にアオムシ(イモムシ)は厄介であり、たった数日で葉を穴だらけにされてしまいます。対策として農薬の散布がありますが、使用回数に制限があるのと、長期間効き続けるものが少ないのが欠点です。その他の方法としては、チョウが物理的に近付けないように野菜をネット(網)で覆ってしまう手があります。卵を産み付けられないため、アオムシの被害がなくなるのです。

 私は以前から栽培装置に支柱を立て、その上から不織布を被せることでチョウの産卵を防いでいました。ただこの方法だと植物の様子を見るたびに裾を開けたり縛ったりと面倒です。そこで今回は栽培装置全体をすっぽりと覆ってしまう「防虫カプセル」を作りました。材料は100円ショップで購入した洗濯ネットと洗濯カゴです。組み立て方は簡単で、一部を切り取った洗濯カゴを洗濯ネットの中に入れるだけです。洗濯ネットの目は細かいので、チョウ以外の害虫も防げるのが利点です。それでは作り方を紹介します。

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