ネモフィラの水耕栽培に再挑戦。セルトレイ→ポリポット→栽培装置の順で大きくしていきましょう

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 2019年の春、ネモフィラの水耕栽培を試みました。この時には太陽の代わりにピンク色のLED光を使って苗作りを行ったのですが、光量が足りなかったせいか徒長してしまい、最終的には栽培に失敗してしまいました《【失敗】「ネモフィラ」を水耕栽培で育てています。現在、徒長気味ですが大丈夫でしょうか?》。この失敗から2年がたちました。現在では水耕栽培に関する色々な知識や経験が身に付きましたので、再びネモフィラの水耕栽培にチャレンジをしたいと思います。

 予定としては種をセルトレイに蒔き、成長したらポリポットに植え替えし、最終的に水耕栽培装置に定植して大きく育てます。個人的に1番難しいと感じているのは発芽と越冬です。発芽は種を多めに蒔いて確率を上げ、厳寒期には不織布などを用いて防寒をしようと考えています。

 花を楽しむネモフィラをあえて水耕栽培する意味を問われると困ってしまいますが、理由を挙げるならば「研究心」です。水耕栽培で野菜が立派に育つならば、花も立派に育つはずです。果たして本当にその通りになるのか、それではネモフィラの栽培を始めましょう。

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フルサイズのセロリを再生栽培しています。根が全くないですが、ここから再収穫できる大きさに育つでしょうか?

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 以前、ミニセロリの切れ端を再生栽培したところ、特に問題なく復活し、収穫できるまで大きくなりました(参考記事:ミニセロリの再生栽培に挑戦しています。株元の切れ端がどこまで大きくなるでしょうか?)。この結果を受けて、頭の中には新しい疑問がわいてきました。それは『ミニセロリが再生するのであれば、フルサイズのセロリも同じ様に再生できるのではないか?』ということです。情報を集めるためにウェブで調べましたが、セロリの再生栽培はあまり例がないらしく、具体的な栽培方法までは分かりませんでした。それならば自分自身で試行錯誤をしてみるしかなさそうです。

 早速スーパーでセロリを買ってきて、外葉の部分を美味しく頂きました。そして残した芯をバーミキュライトに植えて、経過観察をしていきます。途中で腐らないと良いのですが、セロリの治癒力を信じましょう。それではフルサイズセロリの再生栽培のスタートです。

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わさび菜のベビーリーフを42℃の湯で洗浄します。熱で萎れそうですが意外にも大丈夫なのです

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 皆様は野菜を洗う時、どのような方法で行っているでしょうか?私は大きな野菜は蛇口からの流水で、ベビーリーフのような小さい葉物類はボウルに水を張って、その中で洗っています。ここで問題となるのが水の温度です。夏場はぬるいので大丈夫ですが、冬は非常に冷たくて手が痛くなってしまいます。

 ある寒い冬の日、ベビーリーフが収穫できたので水洗いをする必要がありました。蛇口から出てくる水の温度は約5℃。指がかじかむ程に冷たいです。この冷水に耐えかねた私はガス給湯器をONして、一か八かで40℃の湯で洗うことにしたのです。普通に考えたら熱で駄目になりそうな気がします。しかし私の不安を他所に、ベビーリーフはシナシナになることもなく至って普通に洗えてしまいました。意外にも野菜は熱めの湯に耐えられることが分かりました。

 そこで今回の記事では、野菜を洗う時に冷水ではなく、湯を使って本当に大丈夫なのかを再検証していきます。使う野菜は「わさび菜」のベビーリーフです。もし湯洗いがダメだった場合、すぐに葉が萎びてくるはずです。それでは収穫したベビーリーフを持って、キッチンに向かいましょう。

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「パクチー」を水耕栽培しています。上手く育てば、来春によだれ鶏のトッピングとして使えるかもしれないです

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 以前に鳥料理として「よだれ鶏」と呼ばれる中華料理を作りました。この料理を簡単に説明すると、茹でてスライスした鳥肉に辛味と酸味の効いたソースを掛けたものです。その際、参考にしたレシピには荒く刻んだ香菜をトッピングする様にと書いてありました。

 香菜が何か分からなかったため調べると、パクチーであるとのことです。個人的にパクチーの風味はそれほど得意としていません。しかし少量であれば、確かによだれ鶏に合いそうです。そこでスーパーにパクチーを探しに行きましたが、土地柄か時期的な問題か売っていませんでした。代わりにパクチーの種を手に入れたので、こちらを育てて使いたいと思います。

 今回のパクチー栽培は土耕ではなく水耕で行います。秋に種を蒔くため、収穫は翌年の春となるでしょう。上手く育てば、それこそ食べ切れないほどが採れるはずです。よだれ鶏に自家製パクチーを乗せて食べられるか否か、早速栽培を始めましょう。

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イタリア野菜の「プンタレッタ」を水耕栽培します。見たことのない野菜を上手く育てられるでしょうか?

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 園芸店のネットサイトを見ていたら、面白い野菜の種を発見しました。それは「プンタレッタ」です。プンタレッタの外見は水菜のような、一方でフキノトウのような…何とも言い表せない姿です。収穫する部位は、若葉や中心部の太い茎?となります。今までにこのような野菜を見たことがありません。興味が出てきたので、早速種を購入しました。

 種の到着後によく調べると、プンタレッタはチコリーの一種であり、葉や茎には若干の苦味があります。イタリアのローマで良く食べられている野菜で、中心から伸びてくる可食部は抽苔した若芽とのことです。

 今回は、このプンタレッタを水耕栽培してみようと思います。大株となりそうなので、バケツとザルを組み合わせた栽培装置で育てる予定です。それでは種蒔きを始めましょう。

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ミツバの水耕栽培に挑戦しています。今回は再生栽培ではなく、種から育ててみましょう

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 以前、スーパーで売っていたミツバを再生栽培しました(参考記事:食べ終わったミツバの「再生栽培」に挑戦。ちょっと長めに切り落としましょう )。この時は1株だけの栽培だったので収穫量が少なく、料理に使うには物足りませんでした。そこで今年は6株を同時に育てて、収穫量のアップを試みることにします。

 栽培は前回と同じように、スーパーで買ってきたミツバを再生栽培をするつもりでした。しかし食用のミツバを6株分買ってくると、400円くらいかかってしまいます。一方で種からですと、時間を無視すれば100円強で育てられます。そのため今回は、より低コストな種からの栽培をしようと思います。

 ミツバの栽培で注意することは、日光が良く当たる場所で育てると、葉や茎が固くなってしまうことです。より美味しいミツバを食べたるために、栽培装置は日陰に置いて、柔らかい状態で収穫をする予定です。 それでは種蒔きを始めましょう。

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チマサンチュとサラダ菜をLED光源下で苗にし、屋外で育てます。初期成長にかかる手間を省けるでしょうか?

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 レタスを何度か育てたことがありますが、発芽をしてから本葉が3枚目くらいになるまでの成長が遅いです。またこの期間の苗は小さいので、もし体の大きい害虫に目を付けられると短期間で食べられてしまうでしょう。そこで初期成長を早めつつ、なおかつ害虫の被害が出ないような、何か良い方法がないか考えました。そして思い付いたのが、LED育苗器を使うことです。

 種をセルトレイに蒔き、自作のLED育苗器で本葉が3〜4枚になるまで室内で育てます。家の中であれば害虫の被害はないですし、光を24時間ずっと当て続けることにより成長も早まりそうです。

 1つ問題があるとすれば、苗の時にずっと光を浴びた場合、その後の成長に影響があるのか否かです。そこで今回は「チマサンチュ」と「サラダ菜」を育てて、どのように成長するのかを確かめようと思います。もしかしたら光の影響により、トウ立ちが早まったりするかもしれないですね。それでは2種類のレタスを使った栽培を始めましょう。

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