白菜をバケツ式水耕栽培装置で育てます。前回の栽培を糧として、今回は立派なものを収穫したいです


 以前に白菜の水耕栽培を試みました(参考記事:①【食害で撤収】水道管の継ぎ手で「ミニ白菜」を水耕栽培。初めての白菜は上手く結球するでしょうか水耕で「ミニ白菜」栽培に再チャレンジ。今度こそ収穫までたどり着きたいです)。しかし栽培装置が白菜と合っていなかったためか、根腐れを起こしてしまい育ちませんでした。そこで今季、水耕による白菜栽培に再チャレンジしたいと思います。

 根腐れが起きた原因としては、「栽培装置が小さかった」「密植えだった」「根と空気の触れ合う面積が狭かった」ことが考えられます。そこで今回は8Lバケツとザルを使った大型の水耕栽培装置で育てます。1つの栽培装置で1株を育てるので、かなりのスペースを使うことができるはずです。

 前回の栽培では種からでしたが、今回はセルトレイ苗から育てます。苗からのスタートであれば栽培期間を短縮でき、もしかしたら年内に収穫できるかもしれないです。中身の詰まった大きな白菜が取れたら非常に嬉しいです。それでは栽培のスタートです。

 

 

 

栽培装置


 栽培装置はこの記事《「バケツ&収穫コンテナ」を使った大型野菜用の水耕栽培装置の作り方。本体と支柱を分けることで強度を確保しています》を参考にして組み立てました。

 

液体肥料

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 液体肥料には、微粉ハイポネックスを水道水で1000倍に希釈したものを使用します。

 

アオムシ・イモムシ対策薬

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 葉物野菜の天敵は葉を食害するアオムシ・イモムシです。もし葉を食べられているようでしたら、退治薬である「STゼンターリ顆粒水和剤」を散布します。希釈倍率は1000倍とし、葉に定着しやすいように展着剤(商品名:ダイン)を加えます。

 

2022年9月3日 根洗い&植え替え(0日目)


 今回の栽培はホームセンターで購入したセルトレイ苗を使います。これらの株は土で育てられているので、根を洗って土を落としましょう。


 バケツに水を張って、その中で優しく根を崩していきます。


 土を完全に取り除くことはできないので、ある程度のところで止めました。予想以上に根が少なく、地上部との釣り合いが取れていないように感じます。気を付けていましたが、洗っている最中に細かい根が切れてしまったようです。上手く再生してくれるのを祈るばかりです。


 3号ポリポットに培地(バーミキュライト)を入れ、根洗いをした株を植え付けます。


 植え付け後は液肥をたっぷりと与えました。これで作業の終了です。今後1週間ほどは直射日光が当たらない明るい日陰に置いて、根が伸びてくるのを待ちます。

 

2022年9月11日 適応中(8日目)


 植え付けから1週間が経過しました。当初は倒れ気味だった株がしっかり立ってきました。また葉も大きくなっているのが分かります。


 一部の株はポリポットの穴から根が見えて始めています。植え替え後の環境にも慣れていそうですし、本日から直射日光が数時間当たるような場所に移して、成長を促進させます。

 

2022年9月13日 葉焼けによるダメージ(10日目)


 最近は薄曇りの日が続き、植え替えた白菜にとって良い気候でした。しかし昨日は真夏のような強力な日光を直接浴びてしまい、多くの葉が焼けてしまいました。


 一部分だけが焼けている葉もあれば、


復活できないような萎れ方をしているものもあります。9月中旬とは言え、強力な太陽光は白菜にとってご法度のようです。


 外葉のダメージは酷いですが、中心部の葉は萎れもなく大丈夫です。そのためダメージの多い外葉を切り取り、株が回復するのを待ちます。


 右下の株はかなりコンパクトになってしまいました。今後、涼しくなるまでは直射日光が長時間当たる場所を避けて管理をします。

 

2022年9月21日 新しい葉が出る(18日目)


 葉焼けが起きてから1週間がたちました。思っていたよりも回復力が高く、新しい葉が次々と出てきています。これならばひと安心ですね。


 ちなみに培地からの水分蒸発を少なくするために、ドーナツ状に切ったアルミ蒸着保温シートを取り付けました。このお陰で水やりの頻度が少し減りました。このシートはポリポットで育苗している間は付けたままにしておきます。

 

2022年9月29日 栽培装置に定植(26日目)


 植え替えから1ヶ月が経過し、ようやく立派な苗となりました。葉が大きくなり枚数も増えたお陰で、最近は液肥を与える頻度が多くなっています。


 木漏れ日の下に置いているので、葉焼けをすることはなくなりました。きれいな葉をしています。


 中心部はまだ巻く気配はありませんが、新葉がどんどん出てきています。


 根の量を確認するためにポリポットから抜いてみました。培地全体に根が回っており、定植するにはベストな状態となっています。


 ポリポットでの育苗は本日で終わりにし、バケツ式の栽培装置に定植をしましょう。この白菜はベランダで育てているのですが、スペースの関係で2株のみを植え付けます。4株の中で大きく葉を伸ばしている2株を選びました。


 これらの株を栽培装置に定植します。 


 これにて作業の終了です。今後も強い日差しを避けられる環境に置いて、成長するのを待ちます。


 余談ですが、選ばれなかった2株は庭に植えておきました。我が家の庭はナメクジが多いので食べられないか心配です。

 

2022年10月16日 順調に成長中(43日目)


 定植から2週間が経過しました。葉が装置を覆い尽くす勢いで成長しています。


 根はザルから出て、液肥槽へと伸びてきました。この白菜は定植から65日ほどで採れる品種だそうです。残りはあと50日。収穫は真冬となりそうですね。

 

2022年10月31日 葉が立つ(58日目)


 横幅は前回の報告時とあまり変わりません。ただ中心部の葉が立ち上がって高さが出てきました。


 中心部は渦を巻くように葉が出てきています。もう少ししたら結球が始まりそうですね。

 


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