遮光仕様の水耕栽培装置で「大葉(青じそ)」を育てます。取れすぎた分はふりかけに加工しようと思います

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 昨年使っていた水耕栽培装置には、とある欠点がありました。それは液肥槽に「藻」が生えてしまうことです。短期間の栽培ならばあまり気にならないのですが、長期間となると増えた藻が底に堆積するため、定期的に洗い流す必要が出てくるのです。この作業は意外と手間なので、藻が生えにくくなるように栽培装置を改良しました。行ったことを簡単に説明すると、液肥槽の内側を黒色ビニール袋で覆って遮光したのです。これでおそらく数ヶ月間栽培しても藻は発生しないはずです。

 今回、この改良した遮光型装置で育てるのは、大葉(青じそ)です。大葉は1回きりの収穫ではなく、何度も葉を採ることができます。それに伴い栽培期間も長くなるので、藻が生えにくい栽培装置で育てるのにはピッタリな野菜だと思います。もし食べきれないほど採れてしまったら、乾燥させてふりかけにしたいと思います。早速、栽培を始めましょう。

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大葉(青じそ)の発根試験を行っています。枝を水に挿して何日で根が出るか確かめましょう

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 今、我が家のベランダでは大葉(青じそ)が育っています。しかしあまりにも元気が良すぎるため、剪定をして樹勢を抑える必要がありました。そう言えば以前に、大葉は「挿し木で増やせる」と聞いたことがあります。調べると特別な技術は必要なく、切った枝をただ水に挿すだけで発根するらしいのです。

 ベランダの元気すぎる大葉は、半分ほどの枝を剪定しようと思っています。その時に出た枝は捨てるしかないのですが、今回はこれらの枝を使って発根試験をすることにしました。もし簡単に根が出てくるならば種から育てなくても、枝をもらってくれば良さそうです。

 現在の季節は真夏で、最高気温が35℃になる日もあります。この高温の中でも、ちゃんと枝から根が伸びてくるのでしょうか?それでは早速、挿し穂作りに取り掛かりましょう。

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べか菜の半水耕栽培に挑戦します。間引きながら固くなる前に収穫をしましょう

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 会社で仕事をしていたら、なぜか急に「べか菜」を食べたくなりました。べか菜とは小さい状態で収穫した山東菜のことであり、白菜と同じ使い方ができます。べか菜は珍しいのかスーパーで売っているのを見たことがないです。つまり食べるには、自分で育てなくてはなりません。

 以前にべか菜を水耕栽培しましたが、その時は収穫時期から少し外れてしまい、茎が若干固かったです。そのため今回は、早めの収穫を心掛けたいと思います。使う栽培装置は、100円ショップで手に入れた水切りカゴ&トレイです。ここに培地を入れて種を筋蒔きにし、間引きをしながら収穫を行っていきます。この方法ならば収穫量が多くなり、また常に柔らかい状態で食べられるはずです。それではべか菜の栽培を始めましょう。

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「地這いキュウリ」の水耕栽培に挑戦します。しかし地這いだと面積を取るので支柱に這わせます

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 毎春、水耕栽培をする時は「大物系」にチャレンジすることに決めています。大物系とは水菜や小松菜と言った葉物野菜ではなく、実がなる野菜の事です。過去に育てた大物系は、落花生(成功)シカクマメ(成功)メロン(失敗)です。今年は何を栽培するか考えていたところ、100円ショップにキュウリの種が売っていました。ウェブで調べるとキュウリの水耕栽培は例が多いようで、もし何らかのトラブルがあっても原因を特定できそうです。そこで今回はキュウリを水耕栽培で育てることに決めました。

 購入したキュウリは「地這い」と呼ばれる品種で、文字通り、地べたにツルを伸ばすものです。ただベランダでこの方法を行うと面積が必要なため、地這い種でありながら支柱に絡ませて育てようと思います。土耕栽培の場合、支柱は土に挿せばOKです。しかし水耕栽培では支柱を立てられないので、少し工夫が必要そうです。これに関しては、栽培をしながら解決策を模索したいと思います。それではキュウリの種蒔きを始めましょう。

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コールラビの水耕栽培(3回目)をしています。今度こそは大きく肥大化した茎を収穫したいです

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 昨年、コールラビの水耕栽培に2回挑戦しました(参考記事:個性的な野菜「コールラビ」の水耕栽培に挑戦。どんな味なのかワクワクしながら育てています水耕栽培で「コールラビ」の栽培に再挑戦。今回は藻が増えないように遮光して育てます)。双方とも途中までは上手く育ったのですが、肥大化部が直径5cmくらいになるとそれ以上大きくならなかったのです。今のところ原因は不明のため、少しずつ栽培環境を変えながら試行錯誤をするしかなさそうです。

 今回の栽培で変更する点は「栽培株数」です。前回、前々回は1つの栽培装置で6株を育てました。そこで今回は密度を下げて、半分の3株で育てようと思います。日当たりも良くなりますし、葉同士が触れにくくなるのでストレスが軽減されるかもしれません。

 今の季節ならばコールラビは種蒔きから2ヶ月くらいで収穫できます。はたして茎は立派に太ってくれるでしょうか?栽培のスタートです。

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土の代わりにバーミキュライトと液肥でトウモロコシの苗作り。何日で定植できるサイズになるでしょうか?

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 我が家の庭には今、ズッキーニが植わっています。このズッキーニは収穫時期が終わりつつあり、来週あたりに撤収となるはずです。撤収後、この場所では「トウモロコシ」を栽培することにしています。すでに種も用意してあり、品種は『極甘ホワイトコーン』です。種袋の説明によると、生でも食べられる甘いトウモロコシ、とのことです。

 すぐにでもトウモロコシの種蒔きをしたいところではありますが、まだズッキーニが場所を占拠しています。そこで一旦ポリポットで育苗し、ズッキーニの片付け後に植え付けをしようと思います。ポットでの種蒔きには、市販の種蒔き用の土を使っても良いです。しかし今回は土と水の代わりに、バーミキュライトと液体肥料で苗を作ってみます。

 体感ですが、種の発芽率は土よりもバーミキュライトの方が良い気がしています。そこでバーミキュライトでの発芽率を調べるとともに、後学としてトウモロコシを6月の中旬に種蒔きをすると、何日後に定植できる苗に育つのか記録したいと思います。 それでは準備を始めましょう。

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牛乳パックを使ってニンジンを半水耕栽培しています。1Lの培地でどこまで育つでしょうか?

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 3年間野菜の水耕・半水耕栽培をしてきましたが、手を出さなかったものがあります。それは「根菜類」です。根菜類を育てるには深さが必要なため、培地(バーミキュライト)を大量に用意しなければならず、非常にコストパフォーマンスが悪いのです。

 このような理由から、ニンジンや大根の栽培からはできるだけ目を背けていました。しかし先日、とある人のブログを訪れたところ、ニンジンを牛乳パックで育てていたのです。「たった1Lの容器で本当に育つのかな?」と思いながら読み進めると、収獲されたニンジンは市販のものとサイズが変わらず、十分に立派なものでした。この方は土を使って育てていましたが、バーミキュライト+液体肥料に変えても栽培できるはずです。

 そこで今回の記事では、牛乳パックを使ってニンジンを半水耕栽培してみようと思います。育てるニンジンの品種は根長が20cmになるものであり、限られた培地量でどこまで大きくなるのか非常に楽しみです。早速、牛乳パックの確保を始めましょう。 

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