バーミキュライトと液肥でラベンダーの苗作りに挑戦します。無事に夏を越すことができるでしょうか?

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 会社の花壇の一角にはラベンダーが6株ほど植えられています。植え付けたのは2年前で、今ではそれぞれが一抱えほどの大きさに成長しています。今年の春には数多くの花を咲かせて、良い香りを敷地内に漂わせていました。花壇の日当たりや土質は決して良い条件ではないのですが、予想外にも立派に成長中です。そこで残りの空いているスペースにもラベンダーを植えて、一面を紫の絨毯にしようと計画しました。

 ラベンダーの増やし方ですが、今育っている株の枝を切って、挿し木にするのが1番簡単でしょう。しかし、あえて今回は種から育ててみようと思います。種は花壇には直接蒔かずに、一旦ポリポット育苗します。そして暑さが落ち着いた秋に植え付けをする予定です。育苗には土と水の代わりに、バーミキュライトと液肥を使います。バーミキュライトは保水力が良い上に清潔なので、種蒔き時に良く使っている資材の1つです。

 さすがに会社の花壇に植え付けるところは紹介できないため、この記事では種蒔きから発芽、そして植え付け直前までを記録していきます。育てる期間が真夏と被ってしまうので、暑さで枯れないように注意したいと思います。それでは栽培を始めましょう。

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【栽培断念】「食べる健康ケール」を水耕栽培しています。クセがないらしいので、サラダやおひたしにして食べようと思います

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 ケールと言えば、「まずい!もう一杯!」で有名な青汁のイメージです。健康になるけれど不味い(っぽい)ので、今まで種や苗を見かけても育てようとは思いませんでした。しかし、とあるホームセンターの種コーナーに立ち寄ったところ、少し変わったケールの品種がありました。それは「食べる健康ケール」です。

 このケールは私の知っているケールの姿ではなく、葉がちりめん状になっています。またクセがないらしく、サラダやおひたしで食べられると謳っています。本当にそうならば、副菜として幅広い調理ができそうです。価格も1袋200円ほどと手頃でしたので、試しに水耕栽培をすることに決めました。

 家に帰ってから調べると、「食べる健康ケール」は従来のケールよりもコンパクトに育つ矮小品種とのことです。しかし実際はどのくらいの大きさになるか不明なため、1つの栽培装置に対して1株のみを育てようと思います。葉は大きさや部位によって少し食味が異なるらしいので、今から食べるのが楽しみです。それでは種蒔きを始めましょう。

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遮光仕様の水耕栽培装置で「大葉(青じそ)」を育てます。取れすぎた分はふりかけに加工しようと思います

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 昨年使っていた水耕栽培装置には、とある欠点がありました。それは液肥槽に「藻」が生えてしまうことです。短期間の栽培ならばあまり気にならないのですが、長期間となると増えた藻が底に堆積するため、定期的に洗い流す必要が出てくるのです。この作業は意外と手間なので、藻が生えにくくなるように栽培装置を改良しました。行ったことを簡単に説明すると、液肥槽の内側を黒色ビニール袋で覆って遮光したのです。これでおそらく数ヶ月間栽培しても藻は発生しないはずです。

 今回、この改良した遮光型装置で育てるのは、大葉(青じそ)です。大葉は1回きりの収穫ではなく、何度も葉を採ることができます。それに伴い栽培期間も長くなるので、藻が生えにくい栽培装置で育てるのにはピッタリな野菜だと思います。もし食べきれないほど採れてしまったら、乾燥させてふりかけにしたいと思います。早速、栽培を始めましょう。

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大葉(青じそ)の発根試験を行っています。枝を水に挿して何日で根が出るか確かめましょう

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 今、我が家のベランダでは大葉(青じそ)が育っています。しかしあまりにも元気が良すぎるため、剪定をして樹勢を抑える必要がありました。そう言えば以前に、大葉は「挿し木で増やせる」と聞いたことがあります。調べると特別な技術は必要なく、切った枝をただ水に挿すだけで発根するらしいのです。

 ベランダの元気すぎる大葉は、半分ほどの枝を剪定しようと思っています。その時に出た枝は捨てるしかないのですが、今回はこれらの枝を使って発根試験をすることにしました。もし簡単に根が出てくるならば種から育てなくても、枝をもらってくれば良さそうです。

 現在の季節は真夏で、最高気温が35℃になる日もあります。この高温の中でも、ちゃんと枝から根が伸びてくるのでしょうか?それでは早速、挿し穂作りに取り掛かりましょう。

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べか菜の半水耕栽培に挑戦します。間引きながら固くなる前に収穫をしましょう

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 会社で仕事をしていたら、なぜか急に「べか菜」を食べたくなりました。べか菜とは小さい状態で収穫した山東菜のことであり、白菜と同じ使い方ができます。べか菜は珍しいのかスーパーで売っているのを見たことがないです。つまり食べるには、自分で育てなくてはなりません。

 以前にべか菜を水耕栽培しましたが、その時は収穫時期から少し外れてしまい、茎が若干固かったです。そのため今回は、早めの収穫を心掛けたいと思います。使う栽培装置は、100円ショップで手に入れた水切りカゴ&トレイです。ここに培地を入れて種を筋蒔きにし、間引きをしながら収穫を行っていきます。この方法ならば収穫量が多くなり、また常に柔らかい状態で食べられるはずです。それではべか菜の栽培を始めましょう。

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「地這いキュウリ」の水耕栽培に挑戦します。しかし地這いだと面積を取るので支柱に這わせます

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 毎春、水耕栽培をする時は「大物系」にチャレンジすることに決めています。大物系とは水菜や小松菜と言った葉物野菜ではなく、実がなる野菜の事です。過去に育てた大物系は、落花生(成功)シカクマメ(成功)メロン(失敗)です。今年は何を栽培するか考えていたところ、100円ショップにキュウリの種が売っていました。ウェブで調べるとキュウリの水耕栽培は例が多いようで、もし何らかのトラブルがあっても原因を特定できそうです。そこで今回はキュウリを水耕栽培で育てることに決めました。

 購入したキュウリは「地這い」と呼ばれる品種で、文字通り、地べたにツルを伸ばすものです。ただベランダでこの方法を行うと面積が必要なため、地這い種でありながら支柱に絡ませて育てようと思います。土耕栽培の場合、支柱は土に挿せばOKです。しかし水耕栽培では支柱を立てられないので、少し工夫が必要そうです。これに関しては、栽培をしながら解決策を模索したいと思います。それではキュウリの種蒔きを始めましょう。

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コールラビの水耕栽培(3回目)をしています。今度こそは大きく肥大化した茎を収穫したいです

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 昨年、コールラビの水耕栽培に2回挑戦しました(参考記事:個性的な野菜「コールラビ」の水耕栽培に挑戦。どんな味なのかワクワクしながら育てています水耕栽培で「コールラビ」の栽培に再挑戦。今回は藻が増えないように遮光して育てます)。双方とも途中までは上手く育ったのですが、肥大化部が直径5cmくらいになるとそれ以上大きくならなかったのです。今のところ原因は不明のため、少しずつ栽培環境を変えながら試行錯誤をするしかなさそうです。

 今回の栽培で変更する点は「栽培株数」です。前回、前々回は1つの栽培装置で6株を育てました。そこで今回は密度を下げて、半分の3株で育てようと思います。日当たりも良くなりますし、葉同士が触れにくくなるのでストレスが軽減されるかもしれません。

 今の季節ならばコールラビは種蒔きから2ヶ月くらいで収穫できます。はたして茎は立派に太ってくれるでしょうか?栽培のスタートです。

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