状態の悪いハオルチア「ブラックベルディアナ」と「光るオブツーサ」を購入したので復活させます。植え替えて室内栽培しましょう


 ホームセンターに行ったところ、植物コーナーにハオルチアが置いてありました。ハオルチアとは多肉植物の一種で、品種によっては、葉先に「窓」と呼ばれる透明な部分を持っています。光にかざすとこの窓が浮かび上がって非常に美しく、中には何十株も集めている人もいます。

 売り場にはこのハオルチアが5〜6種類も販売されており、少し心が踊ってしまいました。しかし近付いてよく見ると、とても大きな問題があったのです。どうやら入荷からかなりの日数が経過しているようで、どの鉢も状態が悪かったのです。あるものは形が崩れており、あるものはシワシワで、あるものは紫色になっていました。価格は1鉢200円とは言え、この状態では手に取ってくれる人はいないでしょう。

 ただ、ハオルチアはかなりの酷い見た目になっても、上手く栽培すれば再び美しい姿に戻ります。そこで好みの形になりそうだった

・ブラックベルディアナ
・光るオブツーサ

の2種類を購入してきました。光るオブツーサは軽い脱水症状ですが、ブラックベルディアナは外葉は枯れており、色も全体的に汚らしい緑色です。

 今回の栽培では、状態の悪いハオルチア2種類の復活を試みます。どちらの品種も我が家にはないタイプの姿なので、上手く育てて仲間にできたらなと思います。それでは早速、新しい用土に植え替えましょう。

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タアサイの水耕栽培に再挑戦。今回は秋に種蒔きをしてトウ立ちを防ぎましょう


 2022年1月にタアサイの種を蒔き、春になるまで育てました。タアサイは大株になると聞いていたので楽しみにしていたのですが、思ったよりもトウ立ちが早く、不完全燃焼のまま収穫となってしまいました(参考記事:1月からタアサイ(ターサイ)の水耕栽培をしています。ビニールハウスで育苗した後に装置へ定植する予定です)。

 トウ立ちの原因は、低温に一定期間当たったことです。確かに一年で最も寒い1月に種蒔きをしたのですから当然とも言えます。そこで今回は秋からの栽培を試みようと思います。この方法ならば暖かい気候の時に育てられるので、十分に大きくなってくれそうです。それではタアサイ栽培の再チャレンジを始めましょう。

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ドラゴンフルーツを鉢栽培しています。南国のトロピカルフルーツをいつ食べられるでしょうか?


 これまでは毎年野菜を育てていたので、今年は果実を育てたいと思っていました。5月下旬、ホームセンターに足を運ぶと、沖縄フェアと称してバナナやパパイヤなど数種類の南国フルーツ苗が売っており、その中に「ドラゴンフルーツ」がありました。

 ドラゴンフルーツとはサボテンの一種で、中南米で多く栽培されています。果実の皮は赤いものが多く、果肉の色は赤・白・黄となります。日本で流通している輸入品は未完熟で収穫されるため味が薄いですが、完熟したものは非常に甘くなるそうです。もしドラゴンフルーツを自分で育てていれば、実を採るタイミングを自由にでき、きっと美味しいものが食べられそうです。早速、苗を購入して栽培することにしました。

 買ってきた苗は小さいので、年内に実がなるかは疑問です。そのため今年は成長期間とし、株が充実した来年や再来年に期待したいと思います。それでは甘い実が採れることを期待しながら、栽培記録を開始しましょう。

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食用ウチワサボテン(ノパル)の栽培に挑戦。手に入れた3枚のうち1枚を挿し木にして増やします


 先日、ネットニュースを読んでいると、食用サボテンが食糧危機を救う、といった記事がありました(記事:栄養豊富なサボテン 食料危機の救世主になるか 広がる用途|サクサク経済Q&A|NHK)。栄養価に優れ、栽培に必要な水も少なく、飼料にもできる…のが理由だそうです。私の人生の中でサボテンを食べたことがなかったため、どんな味がするのか興味が湧き、すぐに通信販売を使って手に入れました。

 購入した食用サボテンは「ウチワサボテン(ノパル)」と呼ばれる品種で、価格は葉が3枚1セットで1500円でした。このうちの2枚を食べた後に、ふと思い出しました。サボテンは挿し木で増やせたはずだと。もし上手く成長するのであれば、食糧難になっても生き残れるかもしれないです。そこで最後の1枚は食べずに、挿し穂として利用することにしました。

 今回の記事では、購入した食用サボテンである「ウチワサボテン」の挿し木に挑戦します。まずは切り口を乾かした後に、赤玉土に挿して発根するのを待ちます。十分に根が成長したら鉢に植え替えて、収穫できるサイズになるのを待ちたいと思います。それでは栽培の準備を始めましょう。

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【結球せず】白菜をバケツ式水耕栽培装置で育てます。前回の栽培を糧として、今回は立派なものを収穫したいです


 以前に白菜の水耕栽培を試みました(参考記事:①【食害で撤収】水道管の継ぎ手で「ミニ白菜」を水耕栽培。初めての白菜は上手く結球するでしょうか水耕で「ミニ白菜」栽培に再チャレンジ。今度こそ収穫までたどり着きたいです)。しかし栽培装置が白菜と合っていなかったためか、根腐れを起こしてしまい育ちませんでした。そこで今季、水耕による白菜栽培に再チャレンジしたいと思います。

 根腐れが起きた原因としては、「栽培装置が小さかった」「密植えだった」「根と空気の触れ合う面積が狭かった」ことが考えられます。そこで今回は8Lバケツとザルを使った大型の水耕栽培装置で育てます。1つの栽培装置で1株を育てるので、かなりのスペースを使うことができるはずです。

 前回の栽培では種からでしたが、今回はセルトレイ苗から育てます。苗からのスタートであれば栽培期間を短縮でき、もしかしたら年内に収穫できるかもしれないです。中身の詰まった大きな白菜が取れたら非常に嬉しいです。それでは栽培のスタートです。

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聖護院大根を水耕で育てます。丸大根ならば上手く栽培できるかもしれないです


 以前に牛乳パックやペットボトルで大根の栽培を試みました(参考記事:①ミニ大根を牛乳パックで栽培中。限られたスペースでどこまで成長するのか確かめます ②ペットボトルでフルサイズの大根を半水耕栽培。収穫物は根長25cmと予想していますが、どう育つでしょうか?)。しかしやはり容器の高さが足りないためか、根の長いものは収穫できなかったのです。そこでふと思い付きました。根の浅い「丸大根」ならば上手く育てられるのではないかと。

 丸大根とはカブの様な形をしている大根のことです。この大根は横に広がるので、長大根と比べて下方向の土が少なくても大丈夫なはずです。早速種を買いにホームセンターに行き、丸大根の一種である『聖護院大根』を手に入れました。この品種の特徴は根が直径20cm 重さ4kgと、かなり大きく育つことです。そのためペットボトルではなく大型の栽培装置を使って育てることにしました。

 今回の栽培では、丸大根である聖護院大根の水耕栽培に挑戦します。秋蒔き冬採りの大根なので害虫の被害は少ないでしょう。それでも虫、特にアオムシが発生したら適切に薬を使って株を守っていきます。それでは種蒔きを始めましょう。

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先端が折れた「カラーピーマン」の水耕栽培に挑戦中。後から伸びてくる枝に実がなることを期待です

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 大型のホームセンターに行くと、家の近くの店舗ではないような珍しい野菜の苗が売っています。すごく長いナスや変な形のトマトなどの中で、面白そうなピーマンを見つけました。それが写真の「カラーピーマン(スイートパレルモゴールド)」です。ポットに取り付けてあるラベルを読むと、

  • 果肉厚はパプリカのように厚く、実なり数はピーマン並みに多収穫
  • 果重100~120g、果長20~23cm
  • 完熟果の最高糖度は8~9度

となっています。とても興味がわいたので、このカラーピーマンを購入して水耕栽培することにしました。

 がしかし、車で帰宅している途中でトラブルにあってしまいました。それは急ブレーキにより苗が倒れ、運悪く先端の成長点がポッキリと折れてしまったのです。当初は新しい苗を買おうと思っていたのですが、良い機会ですので先端部がなくなった苗がどのように成長していくか記録したいと思います。もし上手く回復するようでしたら、そのまま収穫できたらな思います。

 今回の記事では、転倒により先端が折れてしまったカラーピーマンの水耕栽培にチャレンジします。個人的には初期の成長が遅くなるだけで、後から伸びてきた枝に実がちゃんと成ると予想しています。それでは早速、苗を一回り大きなポリポットに植え替えましょう。

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